SL-007    招待講演7

モチベーションの脳内制御機構とその破綻

発表者    南本敬史(量子科学技術研究開発機構)
司会者    石田裕昭(東京都医学総合研究所)

 仕事や勉強,スポーツなど,日常の多くの行動を支え,その結果を大きく左右するモチベーション(=意欲・やる気)は,古くから心理学における主要テーマの一つであるとともに,経済学,医学,教育,経営など様々な分野で取り上げられてきた。神経科学の分野においてもモチベーションは報酬や意思決定などとともに研究が進み,その制御の鍵を握る物質(ドーパミン)や神経回路が解明されてきた。私たちの研究グループはヒトと近縁で発達した脳をもつサルをモデルとして,報酬を獲得するための行動のモチベーションについて心理学の理論をベースにした計算アルゴリズムを導出し,ポジトロン断層撮影(PET)などイメージングや最新の化学遺伝学による神経回路操作を駆使することで,モチベーションの脳内計算とその破綻の仕組みについて研究している。本講演では,モチベーションの脳内処理機構や,うつなどの精神疾患でしばしば見られる「意欲低下」との関連についても合わせて紹介する。

「動画を観る」をクリックすると、視聴ページが開きます。

​「質疑応答はこちらへ」をクリックすると、JPA Conventionの抄録ページが開きます。質疑応答機能の使い方はこちらをご覧ください。

*動画の視聴および質疑応答機能の利用には、大会参加者用パスワードが必要です。パスワードの説明はこちら

  • Facebook
  • Twitter

Copyright © The Japanese Psychological Association, All rights reserved.