TWS-009 チュートリアル・ワークショップ9

複線径路等至性アプローチ(Trajectory Equifinality Approach: TEA)―基礎編―

講演者    安田 裕子(立命館大学)    
講演者    サトウ タツヤ(立命館大学)

 TEA は,文化心理学に依拠した,過程と発生をとらえる質的研究の方法論である。TEA の中心には,文化的・社会的な影響を受けて実現する人間発達や人生径路の,複線性,多様性,潜在性・可能性,を時間経過のなかでとらえる「複線径路等至性モデリング(Trajectory Equifinality Modeling: TEM)」がある。すなわち,時間と可能性の幅の2 軸でプロセスを描出することを特徴とする。TEM は,等至性(Equifinality)の概念を発達的・文化的事象に関する心理学研究に組み込もうと考えた,ヴァルシナーの創案にもとづき開発された。対象選定の理論「歴史的構造化ご招待(Historically Structured Inviting: HSI)」と,自己の変容過程を理解・記述するための理論「発生の三層モデル(Three layers Model of Genesis: TLMG)」とあわせて,TEA の理論的体系を構成している。本ワークショップでは,TEM を中心に解説する。

 予約制   LIVE   9月8日15:30-17:30 (このイベントは終了しました)

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